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百円の恋

2015.1.25鑑賞
http://100yen-koi.jp/

<ジャンル>スポ根ロマンス

<監督>武正晴 <出演>安藤サクラ、新井浩文、根岸希衣、ほか
<公開日>2014.11.15 <劇場>京都シネマ

<評価>
期待度……よしこい!
満足度……たまらん!!


おおきに、初めて買ったCDはシティーハンターと柴田恭平だった支配人です。

いまや百円では自販機で缶ジュースも買えない。主題歌「百八円の恋」でさえ、「誰かを好きになる事にも消費税がかかっていて 百円の恋に八円の愛」と歌う。煩悩と同じ百八のさまざまな想いを抱えながら、自堕落ブスの一子(安藤サクラ)はボクシングに未来を見る。とにかく痛い。主人公と同年代のパッとしない人間なら、なおさら。
なんにせよ、主人公をこれほどブスに演じられる女優は稀有だ。実際にボクシング経験のある安藤サクラは、オーディション前に一度太ってから、ストーリーに沿って身体を搾った(しかもたった十日で!)。その変化も見どころだが、どうしてもスケジュールの都合で太っているときに撮影したボクシングのシーンがあったのだとか。言われても分からない。弛んだボディを締めて見せる女優魂、天晴れ!
試合の勝敗はもはや大した問題ではないが、ラストシーンでは心地良いカタルシス(&胸キュン)が味わえる。新井浩文の「一子」呼びが、とことんかわいいでやんの。完全ノックアウトに、ぐうの音も出ない。
戦ったからこそ得られる充実感が、客席を満たし、観客を包み込んだ。

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