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『パレードへようこそ』


おおきに、半年に1度は歯石掃除に行きたい支配人です。

個人的に、LGBTを扱った映画は外せない。去年は『チョコレートドーナツ』のラストに身悶えし、古くは『モーリス』の耽美にうっとりし、『司祭』に痺れた身。
この作品の舞台は1984年の英国。サッチャー政権下の荒れる国内で、ストライキを行う炭鉱労働者たちを、ロンドンに住むゲイ&レズビアンたちが支援することから物語が動く。イギリス炭鉱で繰り広げられる映画といえば、『リトル・ダンサー』『ブラス!』などの名作が記憶に新しい。同様に本作も苦境に抗う人々をユーモアに描いているが、現代社会に通じる誤解と偏見、衝突を乗り越えていく点が大きく異なる。そこに描かれているのは、今の時代でも通じる充足の人生への希望だ。さらには、それがフィクションではなく実話であることにも驚かされる。低予算製作にも関わらず、米ゴールデングローブ賞にノミネートされた心温まる友情ドラマに、思わず笑みが浮かぶこと間違いなし。

『パレードへようこそ』2015.5.16鑑賞

ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:マシュー・ウォーチャス
出演:ビル・ナイ、イメルダ・スタウントン、ドミニク・ウェスト、アンドリュー・スコット、ほか
公開日:2015.4.4/劇場:京都シネマ
【評価】
期待度……かなり
満足度……文句なし


http://www.cetera.co.jp/pride/



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