cinema



『百日紅〜Miss HOKUSAI〜』


おおきに、レトロな自転車を探している支配人です。
23歳のお栄は、浮世絵師。葛飾北斎を父に持ち、描くことに向き合うことで生きている。江戸ブームの火付け役として知られる杉浦日向子が描いた世界をアニメーションとして映画化。映像美は、さすがのProductionI.G。椎名林檎が歌う主題歌がラストを飾り、江戸の四季と人々の暮らしにある喜怒哀楽が浮き彫りになっている。
残念なのは、キャスト陣。もういい加減、劇場アニメーションに声優ではない役者や芸人を起用するのはやめませんか。声優は俳優、だが、俳優は声優にはなりえない。宣伝が大事なのは百も承知だが、メディアに着物で出てくるより大切なことがあるはず。入野自由、矢島晶子、藤原啓治に脇を固めさせるなら、それに匹敵する声をメインに据えてほしい。そもそも、北斎は藤原啓治の方が相応しい。
 嗚呼、百日紅の紅が目に沁みる。

『百日紅〜Miss HOKUSAI〜』http://sarusuberi-movie.com/index.html
2015.5.14鑑賞

ジャンル:歴史アニメーション
監督:原恵一
声の出演:杏、松重豊、濱田岳、高良健吾、麻生久美子、立川談春、ほか
公開日:2015.5.9/劇場:TOHOシネマズ二条

【評価】
期待度……とりあえず
満足度……いまいち


≫Next Prev Review



映画レビュー一覧 

映画おすすめレビュー|椿屋劇場 京都