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『ラン・オールナイト』


おおきに、水のりで出来る皺が許せない支配人です。

何ですのん、これ。BLに汚染された腐った脳を刺激するゴチ映画ですやん。
長年心を尽くした相手に息子を殺され、暗殺者を雇い、警察を買収して男を追い詰めた先にある、哀しい結末に震える。あのシーンのためだけに観る価値のある映画と言ってもいい。名優エド・ハリスが名優たる所以を見た。
男は息子(と家族)を命懸けで守るため、とにかく走る。タイムリミットの夜明けまで。苦渋の決断の末、逃げ切るしかないのだ。伝説の殺し屋として生きてきた父親を許せない息子の葛藤もまた、物語に深みを増す。「枯れる」なんて言葉とは程遠い初老の男たちが、人生をかけて繰り広げる逃走劇は、父と息子のバディ・ムービーでもある。父親と息子の愛憎は王道と言うべきだが、追い込まれれば追い込まれるほど強さを発揮するリーアム・ニーソンの、窮地を脱出してもまた窮地に陥る様は圧巻だ。

『ラン・オールナイト』http://wwws.warnerbros.co.jp/runallnight/
2015.5.16鑑賞

ジャンル:アクション
監督:ジャウム・コレット=セラ
出演:リーアム・ニーソン、ジョエル・キナマン、ボイド・ホルブルック、エド・ハリス、ほか
公開日:2015.5.16/劇場:MOVIX京都

【評価】
期待度……ふつう
満足度……意外と



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