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『日本でいちばん長い日』


おおきに、ボウリングよりダーツが得意な支配人です。

終戦記念日を1週間後に控えた日、戦争終結のために命懸けで闘った人々を描いた作品が封切られた。戦後70年を迎えた今夏、映画化に選ばれたのは半藤一利の同名小説。原作は綿密な取材と証言から終戦をめぐる24時間を再現したノンフィクションだ。1945年4月の組閣から戦況、そして8月15日の最後の聖断に至るまでの月日を追う(スクリーンでは切迫している状況にも関わらず、8月6日から14日までの記憶が飛んでますけども!)。
降伏か、本土決戦か――。その結果はもちろん、全国民の知るところ。その決断に達するまでにどんな想いが渦巻いていたのかを垣間見られる映画だ。「戦争ははじめることはある意味で簡単であるが、終えることは本当に難しい」という半藤氏の言葉の通り、物語は衝撃的なラストシーンへと加速していく。あの戦を愚行だと断ずるのは容易だが、「戦争をしない国」であり続けるために何が必要なのか考え続けることが求められている。

『日本でいちばん長い日』 2015.8.8鑑賞
http://nihon-ichi.jp/

監督:原田眞人
出演:役所広司、本木雅弘、松坂桃李、堤真一、山?ア努
公開日:2015.8.8/劇場:MOVIX京都

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