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『パパが遺した物語』


おおきに、洗い替えがなければ買えばいいと思う支配人です。

タイトルと予告からだと、もっとハートフルな父娘の愛情劇かと思いきや。意外にも、トラウマと依存満載のめんどくさい仕上がりになってて吃驚したよね。「小説家の父から、時を越え届く愛の物語に涙溢れる」って煽ってくれっちゃてるけど、時は越えてないよね? 行ったり来たりの時間軸は悪くないけど、過去と現在がどっちつかずよね? いや、たぶんそこは「いま」がメインなんだろうが、子役(カイリー・ロジャーズ)に食われてるがゆえのアンバランスさ。
ただ、ラッセル・クロウはいい。役づくりのために体重を増やし、痙攣の発作について研究するなど重ねたリサーチが活きているし、娘への愛が観ている者の心をしみじみとさせる(ときにろくでなしでもいとしく感じてしまう)父親を演じきっている。カイリーが振り返る「一緒にアドリブで演技をするのがとても楽しかった」という言葉に、納得だ。

【評価】
期待度……けっこう
満足度……おや??

『パパが遺した物語』 2015.10.3鑑賞
http://papa.gaga.ne.jp/


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